Personality

Uuutokuda2005-03-24

日記で哲学をぶっぱなそうってわけじゃないんですが、
ちょっと気になるtopicなので、自分なりに論じてみますか〜。
よく「〜をしている時or他人といる時の自分は本当の自分ではない」とか
って聞くことありますよね?
じゃぁ、本当の自分とは何なのかって疑問が必然的に沸いてきますわな。
まずその前に、ペルソナという言葉を大抵の皆さんご存知だと思うのですが、
とりあえず何ぞや?という人のために簡単に



ラテン語起源の言葉で、「仮面」という意味です。
現在では心理学的な意味でユングの言葉を引用させていただくと
「外的客体に対する関係・外的な構え」
つまり、各環境において他者に対峙するときの自分の人格的なことでしょうか。
人間というのは複数の人格を持っていますよってことですね。



そう、確かに!!って思いますよね。
ある人を例にとってみると、"メガネの販売員をしているときの自分"
"高校の友だちと会っているときの自分" "家でぼ〜っとしているときの自分"
などなど、あらゆる局面でTPOにあわせた自分というものを演じているのですな。
とりあえず、ここからはペルソナ指向でいこうとおもいます。
オブジェクトなんたらと一緒ですべての自分がペルソナだ〜って感じで。
てことで、自分なりに再定義
「空(自分は仮面を被っていないと思っているノッペラ坊君な状態)もペルソナとする。」
「仮面(ペルソナ)とは何重にも重なっているのではなく(縦の広がり)、
平面的な集合として存在し(横の広がり)、TPOに会わせ着け替えるものとする。」
「各ペルソナに客観的ランクは存在しない(主観はOK!!)」
これにより定義されたものを「ポクダのペルソナ」と呼ぶことにしましょうww



長い導入でしたが、本題に入ります。
まぁ、一般的には仮面を全部剥いでいって残ったなにも仮面をつけていない状態が本当の自分というように考えられているようですが。
じゃ〜、「ポクダのペルソナ」の定義の基に本当の自分とは?を考えてみます。
定義した通り、仮面をつけていない状態というのも、そういう状態のペルソナなんで
結局これを本当の自分として認める訳にはいきません。
また、もう一つの定義より仮面を剥ぐという行為は存在しません。
さぁ、ややこしくなってきましたね(汗
でも、結論は見えてますよね?
そう「客観的てか普遍的な本当の自分というものは存在しない」ことになります。
(だって全ての自分が仮面なんだもん)
でも〜、こんなにダラダラ長い文章読まされてそれはなくない?
って思いますよね。
でも、「ポクダのペルソナ」の全てがペルソナということを思い出すと、
結局本当の自分とは「"本当の自分"というラベルのついた仮面を被っている状態」
なんですよ。
一番簡単な本当の自分ということの解釈は、一番お気に入りの仮面に
本当の自分ラベルを貼り付けているんですな。僕はそうです、多分(^^;
例えば「家にいるときのペルソナ」「仕事をしているときのペルソナ」
「心許し合える友達といるときのペルソナ」「彼女といるときのペルソナ」
などなど・・
本当の自分とは結局ストレスフリーな状態に落ち着くペルソナ
(自分の顔にいい感じにフィットするやつ)
に大体は集約されると思いますが、
中にはこの頬骨にグイグイくるペルソナ最高〜!!みたいな人もいるかもww
まぁ、こんな感じが僕なりの「本当の自分」の定義ですかね。
最後に、忘れてはいけないのは
「〜をしている時or他人といる時の自分は本当の自分ではない」と思っている
状態も本当の自分と等価ですよ
(ペルソナに高級や低級はなく、ただ並列的に並んでいるものであり、
「本当の自分ペルソナ」と「こんなのオレじゃないペルソナ」も
ラベルが違うだけで同等のペルソナであると「ポクダのペルソナ」は定義してますからね)
だから、そんな嫌いな自分ペルソナも考え方一つで少しは楽しめるかと、
「あ〜っ、これ嫌い系の仮面やけど、まぁコスプレきぶんで〜!!」
みたいに、役を演じているって思ったら結構楽しいですよね。
僕はまぁ楽観的な人間なんで、そんな感じで楽にいきましょう。
所詮仮面なんですから・・・
あっ、↑の写真も僕のペルソナねww